AOKI JUN

LOUIS VUITTON GINZA MATSUYA

TOKYO, JAPAN

COMMERCIAL

百貨店の、長辺28.1m、短辺18.8m、高さ7.4mに及ぶ角を占める店舗の外装デザインである。基壇部は厚さ10mmのアルミ板のオープン・ジョイントの壁で、その上が高さ5.9mのダブルスキンの外壁になっている。外側のガラスは合わせガラスで、ガラス間に15mmの正方形ドットパターン、ガラスの室内側表面と内側の壁に市松模様—ルイ・ヴィトンのダミエ・パターン—が施された3層のパターンとなっている。ガラスと壁の間は68cmで、この間隔では反対側舗道位置からはモアレが消えてしまうため、壁上の市松模様を85cm毎に1単位ずらし、85cm単位の市松模様が現れるようにされている。店舗の一部は外部からパターン越しに霞がかかったように見える。
-店舗(本体・外装)

写真撮影: SHINKENCHIKUSHA