
1997.10
House
平面形を長方形とする二重螺旋の構成を持った住宅案である。両端に分かれた独立した2つの玄関から各々の螺旋スラブが始まり絡み合いながら、屋上庭園を介してつながっている。途中、階の中央で螺旋スラブは同一レベルで接し、そこで別の螺旋スラブに乗り移ることもできる。こうした構成が2世帯用住居というこの住居のプログラムを物理的に可能にしている。ほとんどの部分で勾配を持つか階段状の床になっている。これらの床は10cm背のH鋼を内包する15cmの鉄筋コンクリートスラブで、天井面はそのままコンクリート打放し仕上げになっている。柱は15cm角の鉄骨で、二重螺旋のスラブに対して、副次的な現れになっている。
写真撮影: jun aoki & associates
BIBLIO:
1999/11『建築文化』9911「特集=青木淳1991 - 1999」 / 彰国社
1997/10『住宅特集』9710 / 新建築社